回転体、蓋付木のうつわ ― 2014年02月28日
木工旋盤を使い蓋付のうつわを作りました。
木工旋盤は陶芸でいう「ろくろ」を横にしたようなもので回転軸に木材をセットしてバイトというノミのような道具で回転する材料を削るものです。
軸を中心にして回転させてできた造形を「回転体」と称します。あらためて身の回りを見回すと回転体の造形はさまざまなところに存在しています。
美大のころ授業で初めて聞いた言葉ですが、一見どおってことのないこの回転体をデザインするのはなかなかどうして奥の深い作業になります。
簡単に言うと、頭でイメージし目安として大きさを平面で数字にして作り始めますが、そのまま作るとイメージどおりにならないんです。
ですので経験だとか感覚でこのギャップを作りながらうめていかなければなりません。(たぶん経験豊富な職人さん、あるいは設計者はこのギャップが少ないまたは無いのでしょう)
そして、木工の場合一度削ってしまうと足すことはできず削り落とす方向にしか修正ができないという点があるので苦労します。
さらに、蓋付きとなると蓋の合わせもありますし、蓋を付けた時の形、蓋をとったときの形の両方のバランスも考えなければなりません。
ということで、今回はものになるまで何回もやり直しました。そして、ようやくイメージに近いものになったかなと思います。
3月5日〜の高崎タカシマヤ展示販売会から販売する予定です。
とりあえず限定8個。
直径約130mm高さ約70mm(つまみ含まず)
蓋は色々な8種類の樹種で作ってあります。8種各1個。
身はケヤキとメープルの2種類、各4個。
木工旋盤は陶芸でいう「ろくろ」を横にしたようなもので回転軸に木材をセットしてバイトというノミのような道具で回転する材料を削るものです。
軸を中心にして回転させてできた造形を「回転体」と称します。あらためて身の回りを見回すと回転体の造形はさまざまなところに存在しています。
美大のころ授業で初めて聞いた言葉ですが、一見どおってことのないこの回転体をデザインするのはなかなかどうして奥の深い作業になります。
簡単に言うと、頭でイメージし目安として大きさを平面で数字にして作り始めますが、そのまま作るとイメージどおりにならないんです。
ですので経験だとか感覚でこのギャップを作りながらうめていかなければなりません。(たぶん経験豊富な職人さん、あるいは設計者はこのギャップが少ないまたは無いのでしょう)
そして、木工の場合一度削ってしまうと足すことはできず削り落とす方向にしか修正ができないという点があるので苦労します。
さらに、蓋付きとなると蓋の合わせもありますし、蓋を付けた時の形、蓋をとったときの形の両方のバランスも考えなければなりません。
ということで、今回はものになるまで何回もやり直しました。そして、ようやくイメージに近いものになったかなと思います。
3月5日〜の高崎タカシマヤ展示販売会から販売する予定です。
とりあえず限定8個。
直径約130mm高さ約70mm(つまみ含まず)
蓋は色々な8種類の樹種で作ってあります。8種各1個。
身はケヤキとメープルの2種類、各4個。