ながぐつ22014年02月15日


以前ブログで紹介した長靴ですが、今年の大雪で大活躍しました。
ゴム長靴なので当然ですが、雪かきしても足がぬれないですし、雪が積もる中歩いて工房まで20分ほどの道のりもへっちゃらでした。道のりで他の人が長靴はいていないのを見ると優越感さえ感じました。
いままでは雨や雪の日は防水ブーツを使っていたのですが、やはり防水があっても徐々に水分が染み込んできていたので雲泥の差です。
今回あらためてゴム長靴の威力を見直しました。今後は雪や大雨の日は迷うことなくゴム長靴で決まりです。
価格も安いですし、最近は女性向けのちょっとオシャレなのもあるので、
「一人一足ゴム長靴!」って思います。

りくる、3年ぶり?2014年02月18日



「りくる」は制作にけっこう手間がかかるのでついつい後回しになってしまい、2年ぐらい在庫切れになっていました。
そんな中、ありがたいことに以前購入していただいたお客様が販売会場に来てくれて、「2人目の子供のためにもう一つほしい」と注文していただきました。
このままだとまだしばらく作らなかったかもしれないので作る良いきっかけになりました。
「りくる」は自分でもとても気に入っているデザインなので手間はかかりますが完成した時はとても気持ちがよくなります。
今回あらためて作って良かったなと思うと同時に、初心を忘れずに作っていて気持ちの良い作品を作っていかなければならないなと感じました。
このたびは、ご注文いただきありがとうございました。

回転体、蓋付木のうつわ2014年02月28日



木工旋盤を使い蓋付のうつわを作りました。
木工旋盤は陶芸でいう「ろくろ」を横にしたようなもので回転軸に木材をセットしてバイトというノミのような道具で回転する材料を削るものです。

軸を中心にして回転させてできた造形を「回転体」と称します。あらためて身の回りを見回すと回転体の造形はさまざまなところに存在しています。
美大のころ授業で初めて聞いた言葉ですが、一見どおってことのないこの回転体をデザインするのはなかなかどうして奥の深い作業になります。
簡単に言うと、頭でイメージし目安として大きさを平面で数字にして作り始めますが、そのまま作るとイメージどおりにならないんです。
ですので経験だとか感覚でこのギャップを作りながらうめていかなければなりません。(たぶん経験豊富な職人さん、あるいは設計者はこのギャップが少ないまたは無いのでしょう)
そして、木工の場合一度削ってしまうと足すことはできず削り落とす方向にしか修正ができないという点があるので苦労します。
さらに、蓋付きとなると蓋の合わせもありますし、蓋を付けた時の形、蓋をとったときの形の両方のバランスも考えなければなりません。

ということで、今回はものになるまで何回もやり直しました。そして、ようやくイメージに近いものになったかなと思います。

3月5日〜の高崎タカシマヤ展示販売会から販売する予定です。
とりあえず限定8個。
直径約130mm高さ約70mm(つまみ含まず)
蓋は色々な8種類の樹種で作ってあります。8種各1個。
身はケヤキとメープルの2種類、各4個。


<< 2014/02 >>
01
02 03 04 05 06 07 08
09 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

ホームページ

http://www.tateto.jp

このブログについて

工房タテトの日々の雑記。でもそんなに毎日書く事はないのです。

RSS